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きりのなかのはりねずみ/作:ユーリ・ノルシュテイン、コズロフ

きりのなかのはりねずみ

日が沈んで、あたりが薄暗くなると
はりねずみは、友だちのこぐまの家へと出かけます。


作:ユーリ・ノルシュテイン/コズロフ 絵:フランチェスカ・ヤールブソワ 訳:こじまひろこ 出版社:福音館書店 発行日:2000.10

宮崎駿のジブリアニメーションや手塚治をはじめ、世界中の映像作家に大きな影響を与えているロシアアニメーションの巨匠ユーリ・ノルシュテインが 短編アニメーションの傑作『きりのなかのはりねずみ』を新たに絵本に表現しました。



ロシア語のタイトルは Ежик в тумане ←文字化けではありません。そして読めませんf^^;
絵はノルシュテイン作品の美術監督でパートナーのフランチェスカ・ヤールブソワ。
繊細で幻想的でどこか寂しげで、とても美しい絵です。


きりのなかのはりねずみ


この絵本はアニメーション(映像)が先に誕生しその後絵本化されたものです。映像が生まれたのは1975年。それから25年も経っているのに絵本として生まれ変わらせた彼らの熱意と作品への愛情に関心します。
だってノルシュテインもヤールブソワもおじいちゃんとおばあちゃんになってるんですよ。それなのに原作アニメーションにも負けない絵本を作り出すって。ほんとすごいと思いました。
さらに、2006年には絵本の修正をしてラストが付け加えられました。

友だちのこぐまの家へ途中で、はりねずみは 霧の中に浮かぶ白い馬を見つけ心を奪われます。

「しろうまさん、きりのなかで、おぼれないかしら?」


そうしてはりねずみは霧の中へ入っていきます。

霧の中ではりねずみは様々な事に出会います。憧れ、好奇心、恐怖、驚き、失敗…。それはまさに人生そのものだとノルシュテインは言います。
きりのなかのはりねずみ2


この絵本を初めて手にしたのはちひろ美術館・東京の絵本展示室でした。何気なく読んだだけなのに強烈に印象に残りました。
絵本のダークな雰囲気と霧の中から現れるふくろうやカタツムリが
子供の頃よくみた悪夢のイメージとかぶった為でしょうか。
なにか恐ろしいものが潜んでいそうな 霧の闇。

二度目に出会ったのは不思議なことに ちひろ美術館・安曇野の特別展示室でした。
たまたま行ったところで偶然にもノルシュテインの絵本作り展を開催していました。ちひろ美術館に行く度に彼の作品に出会う…これはもう運命!と思いましたf^^;

そこで初めて『きりのなかのはりねずみ』の原画を見て
あまりの繊細さと存在感にびっくりしました。

こんなにきれいな絵だったなんて!

絵本より原画がいいのは当たり前ですが…。一気にファンになりました。そうなると原作の映像の方も見てみたいのですが、DVDは¥高めなので購入は検討中(@_@)


DVD気になる方はこちら。
ユーリ・ノルシュテイン作品集




画質問わないから映像見たいって方はこちら。英語の字幕です。
http://www.youtube.com/watch?v=DkdklcGbojc&mode=related&search=

アニメーションなのか実写なのか分からない、ふわふわしてて幻想的です。


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