大人の絵本

大人のあなたに読んでほしい。 オススメ絵本。

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サンタクロースっているんでしょうか?/フランシス=P=チャーチ

サンタクロースっているんでしょうか?

この世の中に、愛情や、人への思いやりや、まごころがあるのとおなじように、サンタクロースもたしかにいるのです。
作:フランシス=P=チャーチ 絵:東逸子 訳:中村妙子 出版社:偕成社 発行日:1986.10

クリスマスにプレゼントしたい絵本です。
これは 今から100年ほど前、ニューヨークサン紙に出た社説です。
ある日、8才の女の子から新聞社に手紙が届きます。

あたしの友だちに、「サンタクロースなんていないんだ。」っていっている子がいます。
パパにきいてみたら、
「サンしんぶんに、といあわせてごらん。しんぶんしゃで、サンタクロースがいるというなら、そりゃもう、たしかにいるんだろうよ。」
と、いいました。
ですから、おねがいです。おしえてください。サンタクロースって、ほんとうに、いるんでしょうか?



一人の新聞記者が幼い少女の質問に愛情を持って答えました。



誰でも一度はこんな疑問を持ったことがあるのではないでしょうか?

小さな頃は信じていたサンタクロースの存在を

いつから疑うようになり、いつから信じなくなったのでしょう。

これは、サンタクロースを信じることを忘れた大人への

アンサーブックでもあるのです。

新聞記者の言葉はクリスマスの季節になると今もなお

様々な新聞で取り上げられています。

ほんとうに大切なものは どれだけ年月が経っても、時代が変化しても

変わらないんだと思います。

この世の中でいちばんたしかなこと、それは こどもの目にも、おとなの目にも、見えないものなのですから。

目にみえない世界をおおいかくしているカーテンは、どんな力のつよい人にも、いいえ、世界じゅうの力もちがよってたかっても、ひきさくことはできません。
ただ、信頼と想像力と詩と愛とロマンスだけが、そのカーテンをいっときひきのけて、そのむこうの、たとえようもなくうつくしく、かがやかしいものを、みせてくれるのです。

そのようにうつくしく、かがやかしいもの、それは、人間のつくったでたらめでしょうか?
いいえ、バージニア、それほどたしかな、それほどかわらないものは、この世には、ほかにないのですよ。



こんな言葉をかけてあげられるような素敵な大人になりたいですね。

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ナイトメアー・ビフォア・クリスマス/ティム・バートン

ナイトメアー・ビフォア・クリスマス

見ていてくれ。僕は最高のサンタクロースになってやる!
作:ティム・バートン 絵:ティム・バートン 訳:永田ミミ子 出版社:ビリケン出版 発行日:1999.10

クリスマスにプレゼントしたい絵本です。
ハロウィーンランドの王様ジャックは毎日にあきあきしていました。毎年同じことのくりかえし。こわがらせるなんてうんざりだ。「おばけだぞー!」と叫ぶより 素敵な人生があるはずだ。
ある日ジャックと愛犬ゼロは森の中で不思議な扉を見つけます。それはクリスマスタウンへの扉でした。クリスマスタウンにはジャックが今まで見たこともないような物がいっぱいでした。なんて楽しそうなんだ と思ったジャックはとんでもないことを思いつきます。



ティム・バートン監督の同名映画の絵本版です。

大人気の絵本です。去年は在庫切れ続出でプレミアがついてました。

登場人物は骸骨のジャックに幽霊犬のゼロ、恐ろしい形相のサンタクロース・・

なのに なぜかみんな愛らしくて憎めません。

ねぇ サンタさん。
あんただけが いつもいつもサンタの役だなんて 許せない!



がいこつのトナカイがひっぱる棺おけのソリに乗って

ジャックはクリスマスタウンへ向かいます・・・。

映画の世界をそのまま絵本にしたような作品です。

なので全体的なイメージは映画と同じくダークです。

だけど一生懸命クリスマスを作り上げようとするジャックがとても可愛いです。

細い線のイラストも 怖ろしさをかもし出しててとてもいい。

ジャックの細さをより強調しています(笑)

映画に出てくるサリーや博士やブギは出てきません。

ティム・バートンの世界をもっと楽しみたいという方はこちらもどうぞ。

DVD : THE NIGHTMARE BEFORE CHRISTMAS
原案・キャラクター設定:ティム・バートン 監督:ヘンリー・セリック


ミュージカル仕立てです。

スピード感があってキャラクター達がより魅力的ですよ。

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南の島の星の砂/Cocco

南の島の星の砂

ずっと ずっと 南の海に かわいらしい 小さな島がひとつ
作:Cocco 絵:Cocco 訳:Cocco 出版社:河出書房新社 発行日:2002.9.27

闇を歌う歌手Coccoの絵本第1作目。ある南の島と海と星のお話です。その島は赤と白と桃色の珊瑚礁に抱かれた それは美しい島です。海の仲間たちは 満月の夜は月の下で影遊びをし、またやわらかい雨の午後はその水でからだを洗い過ごします。ある日 むらさきいろの雲を連れて 嵐がやってきました。星は残らず海に落ちてしまいます。
やがて嵐が去り 朝になると・・・



Coccoは沖縄出身のシンガーソングライター。

人の心の闇や弱さや儚さを歌い、幅広い世代から支持される歌手でしたが

2001年、人気絶頂での突然の活動中止宣言。

それから1年半...。Coccoから届いた新たなメッセージです。

Coccoらしい黒を基調とした絵本です。


彼女の描くイラストは

とても、たった12色のクレヨンで描いたとは思えないほど

鮮やかで、神秘的で、存在感があります。

なんと言う画法なのかは分かりませんが、子供のころ私もやりました。

画用紙一面にまず鮮やかな色を塗って、その上から黒で塗りつぶしておいて

それを爪楊枝で削って絵を描くやり方です。

Coccoの手にかかるとここまで見事な絵になるんだ~と感心しました。

海の中の風景、星の降る夜の海の波、朝日が昇る空を

なんて鮮やかに描くんだろう。

また、彼女が描く暗闇はどこか神秘的で、

その後ろに隠れているさまざまなものの輝きが透けて見えるようです。

シンプルで淡々とした短い文章も 物語の美しさと怖ろしさに似た神秘さを強調します。
是非、Coccoの多彩な色彩に触れてみてください。

日本語の他に英語も載ってます。

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わすれられないおくりもの/スーザン・バーレイ

わすれられないおくりもの

長いトンネルのむこうにいくよ、さようなら
作:スーザン・バーレイ 絵:スーザン・バーレイ 訳:小川仁央 出版社:評論社 発行日:1986.10

賢くて親切なアナグマはみんなから好かれていました。
彼はもうだいぶ年をとっていて、自分が死ぬのはそう遠くないことも知っていました。
アナグマがそのことをおそれていなかったのは 体が無くなっても 心は残ることを知っていたからです。
ただ 残していく友だちのことが気がかりで 自分がいつか 長いトンネルの向こうに行ってしまっても あまり悲しまないように、と話していました。
ある日アナグマは長いトンネルを走る不思議な夢をみます。そしてアナグマは長い眠りについたのです。
森のみんなはとても悲しみ、どうしていいか途方にくれます...



大切な人の死を、どのように受け止め、乗り越えていくか

穏やかに、けれどもしっかりと読者に語りかけるお話です。


アナグマの残したものとは

モグラには1枚の紙から手を繋いだモグラを切り抜く方法。

キツネはすてきなネクタイの結び方。

スケートの滑り方や、クッキーの焼き方・・・

それは生きていく知恵や工夫であって、形あるものではありません。

しかしそれが、どれだけ残された者の役に立ったことでしょう。

どれだけみんなの生活を豊かにしたことでしょう。

アナグマの残してくれたものを持ち寄り、アナグマの話をしているうちに

みんなの悲しみも薄れていきます。

森のみんなは 誰ともなく集まるようになり

アナグマの話をしては 楽しい時間を過ごし

彼の残してくれたものを教えあって 助け合うようになります。

このことこそが、アナグマがのこしてくれた一番のおくりものなのではないでしょうか。

子供のころから何度も何度も読んだ思い出深い絵本です。

大切な人の死に直面するという体験は1度しかないけど、

今、私も家族もその事実を乗り越え、笑顔で思い出話をするようになりました。

普段会えない人達とも頻繁に連絡を取り、会う機会が増えました。

森の仲間がアナグマから贈り物をもらったように、

私たちも絆という贈り物をもらった気がします。

そして不思議な事に、亡くなったばーちゃんを近くに感じます。

幽霊とかそーゆーイミでなくて(;^_^A

そっちはどうですか、ばーちゃんヾ(@^▽^@)ノ

こっちではみんな十三回忌で集まれるからってウキウキしてますよ♪

親戚がこんなに仲良くなったのも、あなたがキッカケをくれたからです。

ありがとう☆




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