大人の絵本

大人のあなたに読んでほしい。 オススメ絵本。

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おふろで ちゃぷちゃぷ/文:松谷みよこ 絵:いわさきちひろ

おふろで ちゃぷちゃぷ

あひるちゃん どこいくの
いいとこ いいとこ

文:松谷みよ子 絵:いわさきちひろ 出版社:童心社 発行日:1970.05

いわさきちひろの赤ちゃん絵本です。
book02.jpg

おふろでちゃぷちゃぷ

あひるちゃんが どこかへ行くみたいです。
タオルを持って、せっけんを持って、どこいくの。

わかった!
おふろだ!

bath_l.jpg


はやくおいで!と呼ぶあひるちゃん。
いそいで駆け出すあかちゃんが とても可愛らしい。

まって まって
いま せーたー ぬいだとこ
---- はやく はやく

まって まって
いま ズボン ぬいだとこ
---- はやく はやく


あかちゃんの温かさや匂いが伝わってきます。
しぐさや髪のふわふわした感じまで本当のあかちゃんそっくり。
とても優しい気持ちになれる絵本です。
あひるちゃんも なんだか楽しそう。
こんなお友だちがいたら、みんなおふろ大好きになりますよね♪

この本はあかちゃんや小さなこどもがいる方へのプレゼントにもオススメです。いわさきちひろの絵本はどなたにも喜ばれますよ♪


いわさきちひろは私が好きな絵本画家の一人です。彼女の描くあかちゃんやこどもはみな生き生きとしていて、今にも動きだしそうです。
こどもの何気ない仕草や日常の一瞬を切り取ったような絵が多いのは、それだけ彼女が日常の中に美しいものを見いだしていたという事なのでしょう。
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ちひろの描くこどもたちはみなそれぞれ意志を持っているように見えます。
後姿や指先、強いまなざし。
みなそこに生きて感情を持っているように感じる時があります。


■娘時代を戦争の中で生き、空襲で家を焼け出された経験をもついわさきちひろは、第二次世界大戦後、絵を通して、平和の大切さを語りつづけた画家でした。
 癌で1974年に世を去るまで、ちひろが心を痛めつづけたのは、当時、爆撃にさらされていたベトナムやカンボジアの子どもたちのこと。ベトナム戦争で最も北爆が激しかったといわれる1972年には、「このままでは、ベトナムの子どもたちがみんな殺されてしまうのではないか」との思いから、病に冒されながらも、絵本『戦火のなかの子どもたち』(岩崎書店)を制作しています。(完成は1973年)戦火のなかの子どもたち

あとがきで、ちひろは、こう記しています。

「ベトナムでは長いこと戦争がつづいておりました。いまだってほんとうは戦争はおわっていないのです。アメリカの爆弾が、おとなりのカンボジアの国にまでおとされているそうですから。わたしは日本の東京のせまい仕事場で、それらの戦争のことと、わたしの体験した第二次世界大戦のことを、こころのなかでいつもダブらせてかんがえていました。戦場にいかなくても戦火のなかでこどもたちがどうしているのか、どうなってしまうのかよくわかるのです。こどもは、そのあどけない瞳やくちびるやその心までが、世界じゅうみんなおんなじだからなんです。そういうことは、わたしがこどものための絵本をつくっている絵描きだからよけいわかるのでしょうか。」■(ちひろ 平和の願い より)
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あかちゃんやこどもたちの やわらかい手や髪や、まっすぐな瞳や無垢なこころを、  大切にしていきたいですね。
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テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

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